【家庭内感染を防ぐ】医療現場での経験を活かし、家で実践した結果は!!!

暮らし

クラスター病棟勤務の経験を通じて、

家庭内感染を防ぐために私が実践した方法です。

家族構成や家の構造などによっても違いますが、

我が家の場合は小学生2人と大人2人の4人暮らし。

家族の協力も得て家庭内感染を食い止めることができました。

実際に医療現場での経験を活かし応用した内容になります。

読んでいただき参考にしてもらえたら嬉しいです。

まず大切なことは

  • 発熱者を隔離する
  • 直接接触しない
  • 必要なものを準備する
  • 対応は同じ人が行う
  • 部屋に入れたものは出さない

隔離のための部屋を準備する

必要物品

  • 寝具・タオル類
  • 着替え2.3着
  • ゴミ箱
  • アイスノン・体温計・熱冷ましーと
  • 飲み物(ポカリスエットなど)
  • ナイロン袋(スーパーの袋など)
  • 食事用のテーブル
  • 消毒用アルコール
  • ウエットティッシュ(手指用・からだ用)
  • 紙皿・紙コップ・水筒など
  • 70%以上の消毒用アルコール(本人用・家族用)
  • マスク

我が家での対応の流れ

着替え

脱いだ服は全てナイロン袋に入れアルコールを多めにふり、2日間部屋から出さず
3日目に回収し洗濯をする。

回収時は袋の上からアルコール消毒をして手袋で受け取り個別に洗濯をする。

アイスノン

アイスノンは凍らせる時間を考えると、2つ以上は必要になります。
また、複数人の感染も考慮し多めに準備しておくと良いでしょう。

ナイロン袋に入れたまま使用してもらい
回収時は消毒を振り部屋の外に出してもらいましょう。

受け取る側でも再度消毒を振り回収します。
ナイロン袋は新しいものに交換して冷凍庫に移しましょう。

その際外したナイロン袋は内側を表にして処分すれば
より安全です。

食事・水分補給

食事はプラスチック製のコップや皿を使用し、残り物ごとナイロン袋に入れ捨てる。

高熱などで冷たい飲み物が良い場合は氷を入れた水筒なども便利です。
補充の時はナイロン袋に適量の氷を渡し水筒に入れてもらいます。

受け渡しの時にも直接接触しないように時間をずらしましょう。

ちょっとしたテーブルなどがあれば食事も摂りやすいですね。

汁ものなどは固めて捨てられると便利ですし口をゆすぐために
高吸水樹脂は必須アイテムでした。

歯磨きにもこれを使用して「部屋から出ない」を徹底的にやったのです!

固めた液体は燃えるゴミとして廃棄できるのでおすすめです。

*渡す側も受け取る側も二重に消毒を行う!

*ナイロン袋を受け取るときは二重にする

トイレ

分けて使える場合は使用者が自分で消毒を振り他の家族は使わない。

共同の場合は使用者と家族がそれぞれに消毒を振り
手の触れる場所はなるべく最小限に触るようにしましょう。

他の家族も感染をしている可能性もあるので
一人ひとりが気をつけなければなりません。

ドアノブや水洗レバー、ペーパーホルダーなどの消毒を忘れずに!

時間を開けて使用するのも配慮も効果的です。

入浴

熱の高い一日二日は入浴は控えましょう。

熱が下がったら他の家族の最後に入ります。

使用後は丁寧に水を流しアルコール消毒をしておきましょう。

自分が使用したものはナイロン袋に入れて部屋に持ち帰り
2日後に回収してもらう。

お風呂掃除はなるべく時間を開けて次に使用する直前でも良いですね。

*隔離部屋以外を移動する時は素足ではなくスリッパを使用してもらう!

*マスクは新しいものに付け替えて出てきてもらう!

まとめ

ご家族に発熱者がでると慌ててしまうことでしょう。

実際に我が家でも大慌てしてしまいました。

ちょうどその時勤め先でもクラスターが発生中で迷わずその方法を
実践することにしたのです。

医療現場勤務での方法と一般家庭での方法とでは違いがあるかもしれませんが、
何が正解なのか考える余裕もありませんでした。

そうこうしているうちに、感染期間が過ぎ家族に感染を広げることなく
平和な日常に戻ることができました。

正直「ここまでしなくても良かったのでは」と頭をよぎりました。

なにせ、消毒薬や体温計アイスノンなどかなりの出費でしたから・・・
ともあれ家庭内でのクラスターだけは防げたのでお金には変えられないですね。

間違いではなかったと思うことにします。

どなたかの参考になりお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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